(第8回)日中にあえてストロボ・・・


 普段は夜間とか暗いときにしか使うことのないストロボを、あえて日中に使う。しかも、難しいことが苦手という方にも大胆な?テクニックをお教えします。へ(__へ)☆\(^^;)

◆はじめに
 木陰などで人物を撮影する場合「背景は明るいけれど顔は暗い」とか、「逆光線(被写体の後ろに強い光がある状態や、明るい窓際やスキー場などで雪を背景にしたときなど)で困ってしまって・・・」という経験をお持ちの諸兄もおおいかと思います。
 前々回の講座で、露出補正の話をしましたが、露出補正をプラスにしてもいいのですが、その場合メリハリが少なくなり、ここでストロボの登場です。
 日中シンクロ。つまり昼間でもストロボを使うことをこういいます。
 但し、昼間のように明るいところでは、ストロボは自動発光しないので、強制発光モードに切り替えて使う必要があります。
 しかし・・・、カメラが自動でストロボの発光量を制御するのですが、人物などとの距離が近いためストロボ光が強く当たり、いかにも「ストロボ撮影しました」という写真になってしまいます。

◆ストロボの調光補正
 この機能は機種によってついていないものも多いのですが、オートのままでストロボ光を強めや弱めに設定できるので結構便利なものなのです。
 ここまで言うと「難しそう…」と思われる諸兄もみえるかもしれませんが(汗)
 最初にノーマルで撮影し液晶モニターで確認しながら、ストロボが強いなって思ったら、0.3段、0.7段、1段などとマイナス補正をしながら写していって、後からこれだと思うものを選べばいいのです。
 要するに結果オーライで、失敗作は消してしまえるのがデジカメのいいところです。
 でも・・・、ストロボの調光補正というのがついていないカメラではどうするか。次に究極のテクニックをご紹介しましょう。

◆奥義、ティッシュを使う
 銀塩カメラでは古くから使われている方法で、ストロボの発光部(光る部分)を覆って光を弱くするのです。覆うといっても手で覆わないでくださいね。(汗)
 そこで登場するのが定番の白いハンカチ。でも、今どき白いハンカチなんて幼稚園の子でも持っていないなんて言われそうですが・・・(汗)
 で・・・、ティッシュペーパーの登場となるわけです。
 使い方は簡単、指で発光部を隠さないように注意しながらティッシュペーパーを発光部の前にかける。これだけでOK!
 なになに?「強さの加減はできないの」って?
 それがいとも簡単にできるのです。つまりティッシュの重ねたり、枚数を増やして見るだけです。
 あとはデジカメの液晶モニターを確認しながら撮影すればいいのです。一度お試しあれ!

◆ストロボ撮影で注意すること
 言うまでもないと思いますが、窓越しの撮影(ガラスに反射して窓の外が写らない)や、距離が離れている舞台撮影など、効果ほとんどありません。(分かっていてもついついピカリ!)
 一般的に、デジカメに付いているストロボは数メートルぐらいしか届かないということを念頭に入れておいてください。

◆おまけのテクニック(キャッチライト)
 金属やガラスが陽の光を受けキラキラして見えるのは、光が反射しているからです。強すぎる光は「ハレーション(強い光が直接レンズに飛び込んで、カメラ内で乱反射すること)」を起こしますが、適度な写り込みは、被写体にメリハリを与え、アクセントになります。
 暗く沈みがちな瞳も、ストロボを使うとイキイキして見えます。これは、ストロボの光が、瞳に写り込むからで、これを「キャッチライト」と呼びます。少女漫画などに出てくるキラキラ瞳のことです。
 しかし・・・、ストロボの光は強すぎると平面的になりやすいのでご注意を!

 写真の良し悪しは「光の使い方が決めて」。上手に使ってひと味違う写真にトライして見て下さい!



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