tips14 ピンボケと手ぶれ 
  Photo:手前の雪にピントが合ってしまい、肝心の紅葉はボケてしまいました!  Photo:暗いところでの撮影であったためシャッターボタンを押すとともにカメラも動いてしまいました!
         <ピンボケ>                <手ぶれ>

 うまく写真が撮れなかったときの主な原因に「ピンボケ」と「ぶれ」があります。初心者がよく混同してしまうのも、この「ピンボケ写真」と「手ぶれ写真」です。
 そこで簡単に判断する方法として被写体以外ではっきり写っているところがあれば明らかにピンボケです。
 一方、手ぶれは撮影中もっとも多い失敗で、画像全体が流れているように見えます(どこにもピントが合っていない)。デジカメの場合、特に小型軽量が売り物(一眼レフタイプを除く)としていることや、手軽さがゆえに手ぶれしやすいという欠点も併せ持っています。さらに付け加えれば、デジカメではフィルムカメラと違い、液晶モニターを見つめながらシャッターを押すことが多く、不安定な姿勢も手ぶれの原因になるわけです。

<ピンボケの傾向と対策>
 ピンボケは、撮ろうとする被写体にピントが合っていない状態をいいます。人物を撮影したのに、後ろの景色にしかピントが合っていなかったなどというのがよくあるパターンです。
 では、そうならないようにするにはどうすればよいか?
 
tips13で解説した「フォーカスロック」というテクニックを使います。詳しくは、そちらをご参照ください。
 なお、このテクニックは、ピントの合いにくい被写体などを撮影する時にもよく利用しますで、ぜひともマスターしておかれることをお勧めします。

<手ぶれの傾向と対策>
 手ぶれは、シャッターボタンを押したときにカメラ自身が動いてしまったときや、シャッターボタンを押す瞬間に、撮ろうとする被写体が動いてしまった時に起こります。カメラが動いて起きるブレは、画像全体が流れているように見える(どこにもピントが合っていない)ので、ピンボケとは簡単に区別がつくと思います。
 では、そうならないようにするにはどうすればよいか。

 基本は、カメラは左手のひら(右利きの場合)に置くようにして構え、右手でしっかりとカメラを支えシャッターボタンを押してもカメラが動かないように、両脇を締めて撮影することです。
 特に室内撮影や夜間の撮影など、フラッシュ(ストロボとも言います)を使わないで撮影する場合には、特に注意する必要があります。
 一般に手持ちで撮影する場合の限界は、1/60秒とも1/30秒とも言われています。しかし、デジカメの場合には、フィルムカメラより「ぶれ」やすい構え方をするために、条件はさらに悪くなります。

 
そこで・・・
 1.カメラをしっかりと構えること
 2.暗いところで撮影する場合などには、三脚を使用する(小型軽量のものも数多く出回っている)
 3.フラッシュ(ストロボ)を使用する
  但し、内蔵のフラッシュは光量も弱くせいぜい3〜5メートル程度

<最後に>

 いずれにせよ、こうしたセオリーを頭に入れているといないとでは、結果は大きく違います。「人より一味違った写真(画像)を撮りたい!」その秘訣は、意外なところに隠れているのかも知れません。