tips24 被写体にグッと迫るマクロ撮影
    

 普通のカメラでは高価な機材が必要だったマクロ撮影が、多くのデジタルカメラではいともに簡単に撮れてしまう。
 デジカメには、普通のカメラと違ってレンズ交換をしないで接写が出来る、すばらしい機能が備わっているのである。
 (普通の一眼レフカメラではマクロ専用、若しくはマクロ機能付きのレンズに交換、あるいはコンバージョンレンズを装着して撮影)
 せっかく装備されている機能なのであるから、これを生かさない手はない。
 ここでお断りしておくが、デジタルカメラの中にはまれにこのマクロ機能の付いていないものがあり、先ずは取扱説明書をご一読いただきたい。
 しかし・・・ご安心あれ!
 前回のコンバージョンレンズのなかで、“クローズアップレンズ”といって、被写体の一部を超アップで撮影できるようなものも比較的安価で販売されているので、それを代用すればいいのである。
 早い話が、レンズの前に虫眼鏡をつけたようなものだと考えれば理解は容易であろう。

<マクロモード>

 多くのデジカメには、マクロモードという機能が搭載されている。
 通常の撮影モードでは、1mくらいから無限大までくらいの範囲をできるのであるが、花などの被写体のように、より近づいて撮影したい時に威力を発揮するのがこのマクロモードである。
 最近のデジカメでは、10cmや5cmくらいまで被写体に接近して撮影する事が出来るものまで現れ、いままで近づいて撮影したけどいつもピンぼけで・・・とお嘆きだった諸兄の問題も一挙解決である。
 なお、最短撮影距離は機種によって違うので、一度取扱説明書でチェック願いたい。

<撮影方法は・・・。>
 カメラによって多少操作方法が違うものの、マクロモードのボタンを押して(ONにして)おくだけで撮影OK!
 といういたって簡単なものである。
 あとは、幾つかのポイントを押えておくだけで自由に撮影が可能となるのである。

<マクロ撮影は液晶モニターを見ながら>
 一眼レフタイプの機種などとは違い、一般のデジカメでは、ファインダーで見た画面と撮影された画面に若干のズレが生じる。
 俗にパララックス(視差)と呼び、被写体との距離が近ければ近くなるほど影響が顕著に表れてくるのである。
 こういった失敗を避けるためには、デジカメに付いている液晶モニターをファインダー代わりに利用すれば問題は解決する。
 ただし、手持ち撮影の場合には手ぶれがおこりやすいので注意する必要がある。

<マクロ撮影の大敵「手ぶれ(カメラぶれ)」と「被写体ぶれ」>

 そこで登場するのが三脚である。たとえコンパクトと言えども三脚があるとないとでは大違い。
 アングル(角度)やフレーミング(構図)がきっちりと決められるだけではなく、マクロ撮影の大敵である「手ぶれ(カメラぶれ)」もなくなり、安定したな写真撮影を約束してくれるのである。
 しかし、「手ぶれ(カメラぶれ)」の他にも自然界には大敵が存在していることを忘れてはならない。
 それは「風」である。
 遠くの風景を撮影する場合には、風を自然描写の手法として時にはありがたいツール(道具)となり得るものであるが、花などを撮る場合には被写体自身が風で揺れてしまい、結果として被写体ぶれとなるのである。
 風が止むのを根気強く待つのも技術向上の秘訣ではあるが・・・。へ(__へ)☆\(^^;)

 ここまで読んでみて、マクロモードって「結構使える奴だ」ということ分かってもらえたなら幸いである。